
インターンシップ参加体験談

- 名前:S・Kさん
- 大学名:酪農学園大学
- 学年:大学3年生(取材時)
- インターンシップ内容:サービス職及びモバイルセールス職の職務体験
【インターンシッププログラム内容】
■1日目:
AM 会社概要の説明、体験内容の確認
PM モバイルセールス職(消耗品販売職)とお客様の牧場へ同行
■2日目:
AM サービス職担当者との同行、修理・メンテナンス職務体験
PM サービス職担当者と牧場訪問、同上
■3日目:
AM サービス職担当者と牧場訪問、メンテナンス体験
※各日の業務終了前には、1日の振り返りを実施。

インターンシップに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
大きく分けると2つあります。
1つ目は、これまでの大学のカリキュラムやさまざまな牧場での実習を通し
て、多様な搾乳システムに触れてきました。
そこで、最先端の搾乳システムを学び、自身でも経験したいと考えたため、
今回インターンシップに参加することにしました。
2つ目は、私が大好きな牛乳に携わる酪農業界に貢献したい、
また、企業がどのように酪農家をサポートしているのかを学び、
自分の将来のキャリアの参考にしたい、
と思ったこともきっかけの一つです。

インターンシップではどんなことを学びましたか?
今回は、モバイルセールス職(消耗品販売職)とサービス職の担当者に同行し、実際に職務体験をさせていただきました。
モバイルセールス職は、牧場ごとに異なる状況に沿った製品提案を通して、牧場運営に貢献されていました。
サービス職では朝にミーティングを実施し、スタッフ全員でお客様の情報やスケジュールを共有しており、お客様対応を的確に行うための準備にアンテナを高く張っていた様子が印象的でした。
今回の経験を通じて、「生産者を支える仕事」の重要性を改めて実感しました。
特に、搾乳を止めずにユニット修理作業を進める様子は、お客様視点に立った”支える立場”として強く心に残った体験でした。
また搾乳ロボットのメンテナンス体験では、作業時間に制限があることから、牛を待機させないようメンテナンスに関わるスタッフ達が協力しながら効率的に進められていました。短時間で「正確かつ丁寧に」作業されていたことがとても強く印象に残っています。

どちらの職務も「生乳生産」を支えるための重要な役割だと実感しました。
これまで大学では、「生産者の視点」で学んできましたが、今回の経験を通じて「生産者を支える側の視点」を持つことの重要性を理解できました。搾乳機械や酪農に関連する資材の知識を深めることで、より幅広い視点で酪農業界を考えられるようになりたいと思います。

今回の経験を経て、今後どのような社会人になりたいと思いますか?
今後は、「生産者」と「生産者を支える側」の酪農全体を支える両面の視点を持つことができるような社会人になりたいです。
今回の経験を通して、これまで「生産者」側の立場でいることが多かったのですが、「生産者を支える仕事も魅力的だ」と感じました。
また、今回の経験を通して得た以下の2つの点を活かしたいと思いました。
①対応力
・限られた時間の中で効率良く動く
・焦らず、素早く動けるようになる
②コミュニケーションの重要性
・牧場ごとに異なる課題を理解し、的確な提案が出来るようになりたい
・チーム内での情報共有の徹底と、スムーズに動ける環境作り
その他にも自身のこれまでの経験も合わせて、それぞれの搾乳システムと酪農経営の関係性を深堀し、酪農経営の効率化を図っていきたいと考えています。